小型株の売買は技術トレンドの変化が重要!五月さんの小型株の材料投資!

五月さん(片山晃さん)

カリスマ投資家と呼ばれている個人投資家の一人に「五月」さんがいます。さつきさんではなくてごがつさんと読みます。

本名は片山晃さんで、アイドル好きの専業デイトレーダーでありました。

一時期はTwitterもやっていたのですが、やめてしまったようです。株ラジオをやっていた時期もあります。

テレビで見た時には、企業の決算情報等を読み込んで小型株に投資するというスタンスで資産を増やす手法で資産を増やしていき、資産は20億円オーバーという方です。

現在ではひふみ投信を経て、シリウスパートナーズというベンチャーキャピタルを立ち上げたそうです。

 

小型株投資

片山さんの投資方法は、機関投資家が厳しくチェックしている東証一部の有名株を避けた上で財務諸表を分析し、将来価格が上がると思われる株に投資するという方法です。信用取引のリスクを取ることなく、65万円から25億円へ資産を増やしたということです。すごいですね。

 

片山さんは始めはデイトレード等で資産を5,000万円まで増やし、2009年以降は中小株の長期投資に特化して行っている。

 

彼が途中で籍を置いたひふみ投信のファンドマネージャーである藤野さんは片山さんの投資手法について、勝ち方が多い横綱相撲と言う。

チャートも読む、ファンダメンタルズも見る、成長ストーリーを考えると言う事がそれぞれ出来た上でファンダメンタルズ重視の投資を行っているのだ。

また、藤野さんによれば、5月さんの銘柄選択の特徴はものすごくシンプルな理由に基づいているという。企業の実態価格よりも市場で評価されている株価が割安でかつそれが成長するという分析が鋭いと。

難しい指標で分析するわけではなく、簡単でだれでも気づくけれども何かの理由で気づかれていない材料を持っている割安な銘柄を探してくるところに強みがあるそうだ。

 

ハイプ・サイクル

片山さんの重視する指標の一つにハイプ・サイクルというものがある。

 

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新しい技術に関する指標で、初期は技術に対する関心が高まるがその後停滞し、また上昇するサイクルの事を言う。

これによれば一度停滞している時期に株を買うと利益が取れる事になる。

片山さんは自立走行車やIOT等が現在の関心のピークとみており、一方で幻滅期にある電子出版に注目し、実際に投資したそうです。