実は優秀なビジネスマン/投資家ボビー・オロゴンが大成功した投資法とは

 ボビー・オロゴンと聞いて何を思いだすかと言えば、テレビで少しおかしい日本語をしゃべりながら、時々失礼な事を言って笑わせるタレントとしての姿か、格闘技好きであれば格闘技をしている姿でしょうか。少なくとも私はそんなイメージでした。

でも実は5つの会社を所有して資産運用で家3軒と200坪の別荘まで持っているという、超優秀なビジネスマンかつ投資家なのです。

なんと生まれはナイジェリアの貿易商の家に生まれて、ナイジェリアの国立大学を出た後、仕事の関係で来日。貧乏だった時期を経て、今はビジネスマン/投資家として大成功を収めています。

彼の哲学についてもなるほどと思えて面白いです。

・お金は貧乏を楽しめる人のところにやってくるんだ

・ピンチのときほどチャンスをつかみやすいんだよ

・「ごめんなさい」と言いながら好き勝手やるくらいがちょうどいいよ

・投資は「パズル」、絶対負けない方法があるよ

・ポジティブになれないときは自分に物理的な刺激を与えろ!

・「誰かに何かしてもらおう」を「自分で何かできないか」に変えてみよう

・パーセンテージで考えるとお金に振り回されなくなるよ

・物事は必ず「原価」で考えるクセをつけよう

投資に興味がある 人間が知りたいのは彼の投資法でしょう。

それは「世界4分割投資法」です。世界を4つに分けて投資マネーの方向を見るという方法になります。

具体的には、地域としては米国、欧州、日本、新興国に分けて投資マネーの動向を探ります。

 

米国:米ドル、米国株式

日本株:円、日本株式

欧州:ユーロ、ポンド

新興国:資源価格

という事ですね。

 

投資マネーは巨額なので、投資マネーが調整するタイミングを先回りして仕込むというのが彼の投資法です。ボビー自身はアベノミクスのタイミングで日経平均先物に資金を集中させて、巨額の利益を得ることに成功しています。200坪の別荘は牛5,000頭分だとか。

 

ボビーの経済地図の中に中国が入っていないという事が逆に良かったのでしょうか。動きが読めないとか海外資金が規制されているという事で切ったのでしょうか。チャイナマネーも投資マネーの一部と考えれば、アイデアの中に含まれていると言えます。

 

エリアと投資先をざっくりと分けて単純に考えるというアイデアです。

投資先については難しく考えがちですが、シンプルに考えるのが大事という事を学びました。

また投資額についてもボビーは収入が少ないなら少ないなりに、多くなったら多いなりにやるものだとも言及しています。

精進しよう。

 


1週間の食費が300円だった僕が200坪の別荘を買えた本当の理由