(岡三RSS)株式自動売買化に向けた岡三RSS/UWSCの設定について

株式の自動売買を進めるうえで切っても切れない関係にあるのが、証券会社の投資ツールです。
特にエクセルシート上で条件を設定して売買できる、「岡三RSS」や「楽天RSS」は非常に大きな力になってくれると思います。
今回は自動売買における岡三RSSの設定について説明していきたいと思います。

岡三RSSのバージョンについて

岡三RSSで自動売買を行いたいと思った場合には、「岡三RSS(完全自動発注版)」を使用してください。
通常とは異なり、1回あたりの売買金額の上限を設定し、注意画面を省略すれば自動的に株式を売買することができます。

1回あたりの売買金額の上限設定

1回あたりの売買金額の上限の変更方法を下記に記載しておきます。
①Windowsのタスクトレイに格納されている岡三RSSのアイコン上を右クリックし、「設定」をクリックしてください。
②次に、「1回の発注金額」欄に金額が入力されているかと存じますので、金額変更後、「OK」ボタンをクリックしてください。

注意画面の省略

注文関数に注文確認省略フラグが追加ていますので"1"を指定すると注文確認画面が表示されず、"0"を指定すると注文ごとに注文確認画面が表示されます。
完全自動売買を目指すなら、"1"で設定すると良いと思っており、私は実施しています。

岡三RSSの売買制御

岡三RSSでは自動的に注文を出すかどうかを「アドイン」で設定することができます。売買矢印のアイコンですね。
これもエクセルを開いたときに常にONにできる設定があります。「設定画面」で設定しておきましょう。
但し、これをやるとエクセルを開いたときに条件合致していたらすぐに注文が出されてしまうため、この設定を行った場合には、売買時間外に岡三RSSで設定したファイルを開く必要があります。

岡三RSSを仕込んだファイルをUWSCで制御

UWSCを使用してExcelファイルを制御する方法は2通りあります。

1種類目:CREATEOLEOBJを使う場合

EXCEL = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
EXCEL.visible = True
EXCEL.workbooks.open("C:\Users\root\Desktop\sample.xls")
<||

2種類目:単純なファイルのダブルクリック
x,yで座標指定をしてください。マクロの記録を使うと便利です。

>|vb|
MMV( x, y, [ms] )
btn(LEFT)
btn(LEFT)
<||