(スクレイピング)UWSCで自動的にWEBページをクリックする方法

さまざまなWEBページがありますが、ウェブページの中の一部分をクリックする動作を作るニーズは結構あるものと思います。
そんなウェブページのクリックに関して、実行方法をまとめておきたいと思います。

【目次】

タグから絞り込んでいく

次は証券会社のログインボタンを押すという一連の動作をUWSCの命令構文に落とし込んでみようと思います。
例にするのは岡三証券のログイン画面でログインボタンを押すというものですね。

IEを立ち上げてWebページに移動する構文は下記になります。

IE = CreateOLEObj("InternetExplorer.Application")
IE.Visible = True
IE.Navigate("https://j-trading.okasan-online.co.jp/web/")

以上が岡三証券のログイン画面に移動するためのプログラミング分です。IEにオブジェクトを設定し、URLまで移動するという命令文になっています。

次にログインと書いてあるボタンを押す作業に入りましょう。
ボタンをGOOGLE CHROMEでログインボタンを指定し、要素を見てみましょう。
(右クリックの中に項目があります。)

f:id:kazooloop:20170410103504j:plain

<input type="image" name="buttonLogin" src="https//member.okasan-online.co.jp/stastic contents/web/images/form/btn/btn login.gif" value="ログイン" alt="ログイン">

<||

このように記載されています。ここからinputタグの中身であるという事が分かり、その中に"name"、"src"、"value"、"alt"がそれぞれ名づけられて存在していることが分かります。

inputを取得しその中で要素の中で指定していくとうまくいきそうです。
今回はaltがログインという特徴を使ってプログラムを書いていきます。

>|vb|
logintags=IE.document.getElementsByTagName("input")

FOR I = 0 TO logintags.length - 1
    IFB logintags.Item(I).Alt = "ログイン" THEN
        logintags.Item(I).Click()
    ENDIF
NEXT

inputタグをすべて取得し、その中からalt属性が"ログイン"であるかどうか一つづつ確認し、該当するものがあればクリックするという仕組みになっています。

最後は座標指定

上記でエラーが出る場合には、座標を左クリックするようにすれば目的は達せられます。