財務諸表をエクセルで無料ダウンロードする方法

日本の上場会社に関する財務諸表をエクセルで無料ダウンロードする方法を調べたのでまとめていきたいと思う。
結論から言うと、今の時点で財務諸表の詳細情報をエクセルのデータベースで入手するのは無料では難しい。
但し、1社に絞れば詳細情報を入手する事は可能であり、ある程度の概要であれば無料でエクセルのデータベースにアクセスできる。
これらの方法についても合わせてまとめておく。
f:id:kazooloop:20181007233138j:plain

<目次>

財務諸表をエクセルで無料ダウンロードする方法は?

まず最も簡単な方式は各企業が公開しているファイルをダウンロードする方法だ。
各企業は財務諸表のデータを公開する際にエクセルでも開く事の出来る方式で公開している。
エクセルは結構汎用的に使えるソフトだと改めて感じる瞬間だ。
順序としては以下のようになる。
EDINETにアクセスする。
②財務諸表のXBRLをダウンロードする。
③ダウンロードしたXBRLファイルをエクセルで開く。

財務諸表をエクセルでデータベースにする方法

財務諸表の数値そのものをエクセルで管理していく方法になる。
有限会社プレシスという会社がATOMフィードを発信してくれているため、1次ソースにこだわりがなければこちらの数値を使うのが一番楽な方法だと思う。
「有報キャッチャー」ではエクセル上で財務諸表の数値を呼び出せるため、こちらを使用してデータベースにすると良い。
但し、財務諸表の細かい数値、例えば資産額ではなく現金等などのどのような資産で保有しているかといった事までは有報キャッチャーでは知る事が出来ない。
上の方法で1件づつ確認していく必要があると思われる。

有料契約で財務諸表の詳細情報を手に入れる方法

財務諸表の詳細情報は会社四季報がデータとして保有している。
会社に担当者をつけてデータを随時アップデートしているようだ。
非常に細かいデータまで見ることができ、非常に便利である。
銘柄ごとのニュースやインタビューなどもあり、情報が充実している。
但し、今現在5,400円/月と少々値が張る。
株式投資で収益を得ることができるようになったら移行するのもいいかもしれない。
私は数か月契約したが、値段が高かったので継続する事が出来なかった。

まとめ

個別に詳細/概要をダウンロードする方法を紹介してきた。
個別に財務諸表をダウンロードして勘定毎にデータベース化するのが最高であるが、手間がかかる。
会社四季報が情報の充実度合も含めて最強であるが、有料なのが痛いところである。
銘柄のスクリーニングに詳細情報を使うのであれば会社四季報、注目する個別銘柄のチェックであれば適時開示情報でチェックするのが良いと思う。

エクセルやスプレッドシートの予定を直接グーグルカレンダー(Google Calendar)に書込む方法

Script A Weekで一つづつWeb入力作業を自動化していっています。
VBAで実現するしかないと思っていた方法が、実はWEBサービスで実行できることを知り、感動したので記事にしたいと思います。
それはエクセルやスプレッドシートの予定を直接グーグルカレンダーに書き込む方法です。

グーグルカレンダーはスマホやパソコンからすぐに予定を確認できて非常に便利ですが、繰り返し入力の部分に不満があります。
毎月1日や毎週月曜日など定例の予定を書き込むことは楽にできますが、それ以外の繰り返し入力が非常に難しいというデメリットがあります。

そのデメリットを解消するために、エクセルから直接グーグルカレンダーに書き込めれば楽ですね。

エクセルでも(グーグル)スプレッドシートでも、この項目を作成しておけばグーグルカレンダーに取り込めます。

エクセルで記入しておく項目について

左から順に9つです。
・Subject
・Description
・Location
・Start Date
・Start Time
・End Date
・End Time
・All Day Event
・Private

グーグルカレンダーに取り込む方法

予定を書いたEXCELシートをCSVファイルで保存して、グーグルカレンダーにインポート。
エクセルで作成した場合にはそのままCSVファイルへの保存でうまくいくがグーグルスプレッドの場合は文字化けします。
一度テキストブックに保存して文字コードを設定する等の工夫が必要です。

(投資手法)朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術(検証)

非常にシンプルな投資手法が本になっていました。ノウハウコレクターの私としては飛び込まずにはおれません。
普通のサラリーマンに対象を絞った、兼業投資家をターゲットとした投資指南の本ですね。

朝09:00過ぎたらもう仕事をしないといけないので実施できる人は結構限定されてしまいそうですが、そういった点も新規参入が少ないので良いのかもしれません。
具体的な手法としては朝8時から9時の間で売り買いの板を見て上昇する勢いの強い銘柄に投資するというものです。

非常にシンプルですね。

有用な手法かどうかは、データ数が多くないと検証できないと思いますが、7/11のデータがインターネットにアップされていたので検証してみたいと思います。

https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170711-00000019-stkms-stocks

ちなみに株探ニュース(minkabu PRESS)というところが8:30のデータを8:53に配信していたので、このデータを基に7分で銘柄をチェックして09:00からの投資に間に合わせるのは至難の業ですね。

※「買い注文ランキング」は寄前気配値が前日比3%高以上となっている銘柄を買い注文金額の多い順に記載。
(株式の売買が始まる前の注文を基に取引が成立しそうな株価が前日の3%以上の銘柄をその時点で入っている買いの注文額が多い順に記載してあるということです。)

具体的な銘柄と前日終値、当日始値、当日高値をまとめました。

順位 銘柄名 証券番号 前日株価 当日始値 当日高値 変化率 備考
1 JMACS 5817 990 1140 1140 100% 翌日以降上昇
2 アジア航 9233 893 1043 1043 100% 翌日以降上昇
3 ASJ 2351 3345 3555 3700 104%
4 エスクロAJ 6093 2867 3010 3120 104%
5 メディネット 2370 135 164 185 113%
6 ツルハHD 3391 11570 11650 11820 101%
7 プレナス 9945 2338 2538 2624 103%
8 ミタチ産業 3321 754 769 805 105%
9 フマキラ 4998 1229 1309 1332 102%
10 EIZO 6737 4375 4390 4435 101%
11 コジマ 7513 311 351 351 100%
12 イリソ電子 6908 8910 8980 9020 100%
13 ロコンド 3558 1967 2030 2072 102%
14 昭文社 9475 720 725 735 101%
15 T&K 4636 1143 1162 1179 101%
16 ダイニック 3551 187 190 191 101%
17 ミクニ 7247 497 508 510 100%
18 TSIHD 3608 795 810 817 101%
 

結果としては、事前に注文を入れて始値で買ったと仮定し、最高値まで持っていることができれば収益が出るという結果でした。
18銘柄中、始値から当日中に下落した銘柄はゼロでした。

但し、手持ちのデータで09:10の株価が分からなかったため、投資法を試した場合に収益が出るかどうかは現段階では分かりません。
面白そうな手法ではあると思います。板情報から銘柄を絞り込む方法に工夫が要りそうですね。

(株式投資)上場企業の財務諸表をエクセルでデータベース化する方法

上場企業は財務諸表を公表する必要があります。各企業担当者はXBRLという統一のデータフォーマットで公表されています。
しかしながら、このXBRLという形式からエクセルに落とし込むといった作業に関わるソフトが有償になっており、個人ではなかなか手が出ないという状況になっています。
しかしながら有報キャッチャーという無料のソフトを使えば、短信をエクセルに落とし込む事ができましたので、方法を解説していきたいと思います。

<目次>

有報キャッチャーとは

(有)プレシスという会社が作成したXBRLを活用した情報公開のウェブサービスです。

http://ufocatch.com/

エクセルで開くにはVBAを使用したXBRLをエクセル上で読み込むソフトウェアを使用すると良いです。
http://tecaweb.net/archives/290

有報キャッチャーの最も基本的な使用法

各項目について有報キャッチャーを入れたExcelから関数をつかってセルに数値を呼び出すことができます。
インスタンスは、決算情報が含まれているURLです。直接WEBから読みこんでみましたが、人間が読み取るのは厳しいのでエクセル関数を使用した方が確実です。

PL

売上

要素は
NetSales
OperatingRevenueSEC
です。

=UCXFact(インスタンス,NetSalesOperatingRevenueSEC,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

売上原価

要素は
CostOfSales
FinancialExpensesSEC
です。

=UCXFact(インスタンス,CostOfSalesFinancialExpensesSEC,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

売上総利益

要素は
GrossProfit
NetOperatingRevenueSEC
です。

=UCXFact(インスタンス,GrossProfitNetOperatingRevenueSEC,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

営業利益

要素は
OperatingIncome
です。

=UCXFact(インスタンス,OperatingIncome,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

経常利益

要素は
OrdinaryIncome
です。

=UCXFact(インスタンス,OrdinaryIncome,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

純利益

要素は
NetIncome
です。

=UCXFact(インスタンス,NetIncome,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

資産

流動資産

要素は
CurrentAssets
です。

=UCXFact(インスタンス,CurrentAssets,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

固定資産

要素は
NoncurrentAssets
です。

=UCXFact(インスタンス,NoncurrentAssets,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

繰延資産

要素は
DeferredAssets
です。

=UCXFact(インスタンス,DeferredAssets,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

資産合計

要素は
Assets
です。

=UCXFact(インスタンス,Assets,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

負債

流動負債

要素は
CurrentLiabilities
です。

=UCXFact(インスタンス,CurrentLiabilities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

固定負債

要素は
NoncurrentLiabilities
です。

=UCXFact(インスタンス,NoncurrentLiabilities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

負債合計

要素は
Liabilities
です。

=UCXFact(インスタンス,Liabilities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

資本

資本合計

要素は
NetAssets
です。

=UCXFact(インスタンス,NetAssets,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

CF(キャッシュフロー)

NetCashProvidedByUsedInOperatingActivities

要素は
NetCashProvidedByUsedInOperatingActivities
です。

=UCXFact(インスタンス,NetCashProvidedByUsedInOperatingActivities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

NetCashProvidedByUsedInInvestmentActivities

要素は
NetCashProvidedByUsedInInvestmentActivities
です。

=UCXFact(インスタンス,NetCashProvidedByUsedInInvestmentActivities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

NetCashProvidedByUsedInFinancingActivities

要素は
NetCashProvidedByUsedInFinancingActivities
です。

=UCXFact(インスタンス,NetCashProvidedByUsedInFinancingActivities,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

現金等残高

要素は
CashAndCashEquivalents
です。

=UCXFact(インスタンス,CashAndCashEquivalents,決算日,期間開始日)/1000000

にてセルに表記させることができます。

文系ノンプログラマ用Python初学者教材まとめ

どうも文系ノンプログラマーです。VBAはかじっていましたがプログラマーと呼べるほどでは当然なく、物事の自動化に対して強いあこがれがあります。

ただのExcel好きサラリーマンであるわけですがこのPythonという言語はExcelとも親和性が高いということで、俄然興味が湧いてきました。

平均所得が一番高い言語でもあるらしいです。うぉぉ盛り上がってきた!テンション高いうちに、色々と学ぶ環境を整えてしまえという事で色々調べたり購入したりしましたので、まとめておきます。

動画関連

まずは動画で学ぶシリーズです。動画サービスは動画の真似をしながら作っていけるので非常に重宝します。

ドットインストール

http://dotinstall.com/

言わずと知れた動画サービスですが、Pythonにも対応しています。月額1,000円程度で文字の書き起こしにも読めるので超お勧め。

Udemy

https://www.udemy.com/courses/

日本語訳の講義ビデオが出ています。無料ではありませんが初学者向けの講座も多くあります。Pythonはかなりホットな言語のようで5万人受講しているようなレッスンもあるようです。データサイエンティスト、響きに憧れますね。

Paiza

https://paiza.jp/works/python3/primer/beginner-python1

動画を見ながら実際に書き込みもできるという素晴らしいサービス。一通り動画見てからトライしようと思っています。

書籍関連

Python関連は書籍も盛り上がっているようです。購入した書籍はこちら。是非kindleで出してほしい。

完全にこの本に引っ張られました。もともと興味がありましたが、ノンプログラマでも面倒な作業から解き放ってくれるんかいっていうアイキャッチがすごい本です。わくわく。

スクレイピング関連を調べているときに購入した本。思えばこの時から興味があったんだなぁ。み○を。

辞書的に使おうかと。

環境

paiza.IO

ブラウザでPythonが動くという。Udemyとかで環境設定できるとのことだったので、端末を選ばず動かしたいときはこれを使ってみようかと。

公式ドキュメント

遅くなりましたが公式のドキュメントです。日本語化していただいている人たちに感謝です。

Python日本語ドキュメント

http://www.python.jp/

セットアップから説明してあるので、高まりますね。

Python英語ドキュメント

英語を見ると切なくなる体質なのですが、本家なので載せずにはいられない。

https://www.python.org/

質問

teratail

質問はteratailでしょ!回答までが早い早い。書き溜めてから出します。学習プロセスにコメントくれる人もいてほっこりする時があります。
無料です。登録しておくヨロシ!

エンジニア特化型Q&Aサイト【teratail】

ゲーム

ロジックサマナー

https://paiza.jp/logic_summoner

戦闘が始まるとエディタが立ち上がって相手の弱点となる文字列をプログラミングするらしい。完全無料。Python対応なので加えてみる。

コードガールコレクション

https://paiza.jp/cgc

面白そ。最近Pythonにも対応したようです。ええ。おそらく手を出すことになるでしょう。